ワンティグリスOneTigrisの『ソロホームステッド』をポールレス設営
ワンティグリス(OneTigris)のソロホームステッド(SOLOHOMESTEAD)の使用感です。
設営は特別難しく感じるところはありませんが、非自立式のテントなのでそれなりにペグとガイロープは必要になります。
まずは、テント本体に通すフレームが4本あるので先にフレームを通してからペグダウンをしていきます。ペグダウンをした後にフレームを通すのは困難です。
そして、弛みや寄れが無いように張るには最初のペグダウンがポイントとなります。
写真の赤色と水色のマークからペグダウンをしていきます。
この時、青いラインでしっかりと張りを出してから、黄色のマークをペグダウンします。
黄色のマークをペグダウンする時、黄緑色のラインは多少の緩み(あそび)を持たせておきましょう。
黄緑色のラインは張りを強くしているとポールを入れた時にテントが浮き上がります。
6カ所をペグダウンしたら、ポール2本でテントを立ち上げていきます。
テントを立ち上げてから、黄緑色のラインの張りが気になるようでしたら、ポールの先のガイロープを張ってから、黄色マークのペグを打ち代えて調整していきます。
最終的には本体に通したフレーム4本からもガイロープを張っていくので、ガイロープで引っ張る方向とテンションのかけ方で弛みや寄れを調整していきます。
付属のポールは全部で4本となります。
幕内のテント立ち上げ用が2本と、キャノピーの跳ね上げに使うポールが2本です。
中継ぎのポールは全て同じ長さですが、末端(地面側)のポールは幕内用のポールが短いものになります。
キャノピー用のポールでも幕を立ち上げることができてしまうので(かなり突っ張ります)注意が必要です。
最初にポール全てを束ねて立ててみると短いポールが2本あるので、これが幕内用のポールになります。
中継ぎや先端のポールの長さは幕内用もキャノピー用も同じものになるので、末端(地面側)のポールさえわかれば設営に戸惑うことはありません。
室内空間を広くするための構造として前後の出入口に計4本のフレームを入れるので多少手間に感じますが、テントの構造は、室内空間と重量、設営の容易さと強度、何かしらトレードオフの関係になるので、そこはスタイルや好みの問題だと思います。
基本的な設営はテントの内側から2本のポールを立ち上げて空間を作ることになりますが、ポールを入れる位置の外側にガイロープ用のループがあるので、このループからガイロープで上に引っ張り上げるようにテンションをかけることでポールレス化できます。
ポールレス化は、基本通りに内側からポールを立てて設営した後に、外側のループを引っ張り上げてから内側のポールを抜くと張りやすいです。(内側からポールで立ち上げるより緩みはどうしてもできます)
外側のポールは1.8~2mぐらいの高さが必要です。
ソロであればポールレス化しなくても十分な広さがありますが、ポールレス化するとデュオでも室内空間に余裕が出てきます。
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