初めて買ったアルコールストーブは中国メーカーTOMSHOOのチタン製
ポイント
- サブの熱源として便利
- ほったらかし炊飯の汎用性が上がる
初めて買ったアルコールストーブは中国メーカーTOMSHOOのチタン製です。
正直なところあまり下調べもせず、「チタン製 アルコールストーブ」で検索して購入。
楽天市場では取り扱い店がなく、Amazonでもクチコミが少ないというマイナー?なアルコールストーブです。
TOMSHOO自体はアウトドアブランドとして世界的に高い評価を受けているようですが。
ファーストインプレッション
初めてのアルコールストーブで評価をするには比較対象となる情報を持ち合わせていませんが、何も不満なく使っています。
消火蓋
付属している蓋は主に消火用です。本体に燃料を入れたまま蓋をして持ち歩くことはできません。
燃料がこぼれない気密性を持たせようとすると、パッキンが必要になり消火蓋としては使えなくなります。
蓋が付属しているアルコールストーブを買う時は、蓋の用途をどうするか考えてから選ぶ必要があります。
炊飯も湯沸かしも燃料の分量が何となく分かってくるので、1回の使用で燃料を使い切ってしまうので消火蓋も必要なくなります。
燃料の残った本体を持ち歩く必要もないので蓋そのものがいらないのでは?と思っています。
五徳
付属している五徳はクロスさせてアルスト本体に乗せるタイプです。
アルコールストーブ本体に直接五徳を乗せるタイプは重いものを乗せると熱を持った本体がゆがみやすいという話も聞いたことがありますが、アルコールストーブの用途として1合程度の炊飯か、多くて500mlの湯沸かしなので問題はありません。
付属の五徳に問題があるわけではありませんが、風防無しでは熱効率が悪いので、PATHFINDER(パスファインダー)のボトルストーブ(五徳)を使っています。
総括
アルコールストーブというジャンルはロマンギアの範疇と思っていましたが、調理の熱源としてガスバーナー以外にもう一つ熱源(アルコールストーブ)があるとガスバーナーでメインの料理や汁物を作っている間に、アルコールストーブで炊飯が出来て便利です。
また、ガスバーナーでの炊飯は焦がさないように目が離せませんが、アルコールストーブなら適切な量の燃料を入れておくことで炊きあがりと同時に鎮火してくれます。
固形燃料1個で米1合のほったらかし炊飯が有名ですが、アルコールストーブなら慣れてくるとシェラカップで米0.5合のほったらかし炊飯もできます。
余談:おいしく米を炊くには
余談にはなってきますが、固形燃料1個で米1合や、アルコール燃料40mlで米1合といった数字は目安でしかありません。
実際には気温や吸水時間、使うクッカーのサイズや形で炊き上がりが変わってきます。
平たく言ってしまえば”慣れ”という話しなんですが、こういう肌感的なものが経験によって精度が上がってくるとキャンプがまた楽しくなってきます。
炊飯に関して言えば少し炊き足りないかも?ぐらいを意識して火を止めて炊き加減を確認。
焦がしてしまえばそこで終わりですが、水気が残っている炊き足りない状態であれば、また火にかければいいだけです。
炊けるまで蓋は取らないといった話も聞きますが、しっかり水気が飛んで炊き上がった状態から蒸らし時間をしっかりとればご飯は美味しく炊けます。