京都市内から車で1時間以内、真夏でも夜間が涼しい『芦見谷芸術の森』

今回は芦見谷芸術の森で2連泊してきました。標高は360メートル程度ですが、8月の中旬でも21時を過ぎるころには26℃程度まで気温が下がり夜は涼しく眠ることができました。

サイトの種類

車の乗り入れが可能なオートキャンプサイトが5区画と、乗り入れ不可の区画サイトがあります。こちらの方が区画が多いです。今回、オートキャンプサイトは他のキャンパーが多く写真撮影は断念しました。

区画サイト

区画サイトに至る通路に車を停めて良いそうなので、区画の前列だと数歩で車に移動できます。実質オートキャンプのように感じますが、利用区画の指定予約はできないので荷物の搬入が楽になるかは運次第です。

各区画にローピングや柵などのセパレートはなく、区画と区画の間に生えた草地で曖昧に分けられている程度です。

区画の間は広くないので、隣接する組との距離は近いです。

区画によって多少広さが違うので大型のファミリーテントとタープを合わせて使う場合などは一度確認をした方がよさそうです。

サイトの地面は小石が敷かれています。

小石の下は土でペグが効きにくいということはありません。

小石は岩を砕いたような石もあり、それなりに角があります。テントのボトムを引き裂くような鋭利さはありませんがグラウンドシートは必須で、寝床のマットは折り畳みマット程度だと翌朝には体が痛くなりそうです。

インフレーターマットやコットの使用を推奨します。

水回り

管理棟にあるトイレは洋式水洗で男女兼用となります。オートキャンプサイトにはトイレや水栓はないので管理棟の設備を使うことになります。

管理人室前のトイレにはウォシュレットもついています。

管理人室前のトイレ

区画サイト側のトイレは男性用と男女兼用トイレの2つです。

区画サイト側のトイレ
男性用トイレと男女兼用トイレ

炊事棟はオートキャンプサイトにはなく、管理棟にある流しを使う必要があります。オートキャンプサイトから150mほどなので距離はそれほど気になりません。

管理棟の流し台
お湯の水栓

管理棟の流し台には温水栓もありましたが、常時温水器を動かしているわけではなさそうです。温水を使いたい時はスタッフに確認してから使いましょう。

通常の区画サイトには別に屋根付きの炊事棟があります。こちらも一番端の区画からは100mほど離れています。

区画サイト側の炊事棟(手前のドア付きの建物は別施設です)

水は全て渓流の水となるため飲用には適しません。

他の設備

自動販売機などはありませんが、管理棟のカフェが利用できます。

管理棟前のカフェ
管理棟
販売品、レンタル品等

他にはキャンプ用品の貸し出しと薪の販売があり、管理棟は7時から21時までスタッフが常駐しています。

シャワー設備はコインシャワーではないので、管理棟で支払いを済ませてから利用するスタイルになります。必然的に利用時間もスタッフがいる時間帯となります。

シャワー設備

備え付けのドライヤーはありませんが、無料でドライヤーをお借りできました。

他にも今回は利用しませんでしたがサウナテントなどもあります。

サウナテント

サウナのあとは目の前に流れる渓流で体を冷やせます。

サウナテントから渓流に降りる坂道

トイレが男女兼用であることや電波(Docomo)が一切入らないといった難点もありますが、キャンプサイトを横切るように流れる渓流で川遊びができ、京都市内から1時間以内というアクセスで8月中旬の夜間は25℃前後と夏のキャンプに最適です。

携帯電話の電波は363号線から、キャンプ場に向かう362号線の橋を渡ると入らなくなります。

この先は携帯電話の電波が入らなくなります

データ通信だけではなく、通話もできないので注意しておきましょう。キャンプ場から橋まで2キロほどなので、緊急の連絡が入る可能性があれば定期的に受信に行くことはできます(キャンプに来てる時までそういうことに気を使いたくはありませんが)。

ロケーション

林間サイトなので特別なロケーションはありません。

街頭などもないので、21時に管理棟が消灯されると結構な暗さになります。

林間区画サイト

区画サイトの傍に渓流があるので水遊びができます。

区画サイトへ向かう橋と渓流

アクセス

Tsuyoshi

1978年生れ 20年間仕事に追われて、「趣味は?」って言われると「仕事」としか答えられず、転職を機に趣味探し中。 座右の銘「怠惰求めて勤勉にいきつく」 好きな言葉「トレードオフ」

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